完全出来高制となる個人事業主は、会社に雇われている場合とは異なる点がたくさんあります。
報酬も固定給ではなく完全出来高制となるので、仕事の量や単価が重要になります。
クライアントからの評価が高くなれば、報酬を上げてもらえることもありますし、仕事も安定してもらいやすくなるので、雇われているときよりも高い報酬を得ることも可能です。
作業を行った分が直接報酬に繋がるので、目標が立てやすく、積極的に取り組みやすいのもメリットになります。
個人事業主の場合には1人で作業をすることも多いので、自分のペースで仕事ができるのも大きなメリットです。
しかし、IT関連の個人事業主として働く場合、高いスキルが必要になります。
使用できるプログラミング言語も複数あった方が有利です。
確定申告も行う必要があるので、事務的な仕事も行わなければいけません。
そこで確定申告やお金の管理を簡単に行う方法として、事業用の口座を用意しておくとよいでしょう。
事業用の口座には個人用と法人用がありますが、個人用であればクレジットカードも作りやすくなります。
事業用の口座を作るメリットとしては、会計ソフトと連携がしやすいことです。
近年の会計ソフトは、クレジットカードや銀行口座などと連携が可能な物が多いので、オンラインショップで事業用の機材などを購入した場合なども自動的に計上が可能になります。
記帳も簡単に行えますし、税理士に相談するときも、プライベートな支出を見られずに済むでしょう。
お金の管理にかける時間を少なくして、IT業務に専念する時間を増やせば、時間を有効活用できます。